1月9日、当法人障害者支援施設乙房苑の職員1名に新型コロナウイルス感染症の陽性が確認されました。当該職員は都城市で発生した感染集団事例(3)関連で、現在無症状ですが保健所の指示にて自宅で療養しております。
当該事業所におきましては、1月9日夜より保健所の指示により感染拡大を防止するための措置(ゾーニング、防護服着用等)を実施しております。
翌1月10日保健所の指示により当該職員の所属する事業所の全利用者、職員のPCR検査を実施し、1月11日全員の陰性が確認されました。保健所の指示により1月15日再検査となっており、その結果全員の陰性が確認されるまでは感染拡大を防止するための措置を継続いたします。
以上に伴いまして、生活介護事業所(通所)につきましては、1月12日~1月16日の間、臨時休業させていただくこととなります。(※生活介護事業所乙房苑の利用者、職員につきましては今回の件については対象外となっておりますので申し添えさせていただきます。)
また、これからの動きにつきましては、状況に変化があり次第随時ホームページにてお知らせ致します。
皆様へのお願い
国内においても新型コロナウイルス感染症に罹患した方に対する中傷や差別的対応が散見されます。その行為は、とても悲しいことだと思います。
当該職員は、施設で生活される障害者の支援を親身になり務めております。コロナ禍においても臆することなく、日夜、最前線で支援を続けてきてくれました。利用者からの信頼も厚く私たちの法人にとって、とっても大切な宝です。これからもそうです。
何よりありがたかったことは、陽性者であったにもかかわらず現在のところ感染を広げていない事です。施設内での通常の感染対策をしっかり行ってくれていたことが確認できる結果となっております。
本件において、当該職員を含めてご利用者、ご家族、当法人職員及びその家族に対する差別的対応及び中傷等については厳に慎んで頂きますようお願い申し上げます。日本中、コロナで多くの方々が傷ついています。どうか、そういう方々をこれ以上傷つけることが無いよう、いたわりの気持ちを持ったご配慮をお願い致します。
社会福祉法人奨禮会